2008/10/18

工務店開業なるか?

「起業」「独立」といった言葉って、それ自体が恐ろしい魔力をもった呪文のようで、
唱えるだけで周りの人達に脳内麻薬を感染させる事が出来るようです。
元々この脳内麻薬廃人であるボクと愉快な廃人仲間によって繰り拡げられる
快楽と絶望の冒険活劇!ドラッギーな新連載【工務店開業】シリーズのはじまりはじまり。


バー経営とDJ、大工を経てインテリアデザインを学び、
デザイン事務所に就職するつもりが様々な悪条件が重なりあえなく断念。

「就職できねぇんなら大工やろうぜ大工!もうかるぜ」と十年来の付き合いがある親方、
「デザイナーなんて名刺一枚で始められる」と学校の先生、
廃人王とカリスマ廃人の助言っつーか悪魔のささやきを元に、ハッタリで起業を決意。


いままでのいきさつはこんな感じ。
来年からは親方の下請けをしながら技術と人脈と設備を再構築していくのが当面の課題です。

まずは2年後の目標。

ルームシェアで生活費を抑えられているうちに、
余ったカネを設備投資と勉強にブチ込んで、
「デザイナー兼大工の飲食業専門工務店」として自分のブランドとして立ち上げる。

そこまで出来たら景気の動向を見ながらデザインと大工の仕事の比重を調整して、
(職人は不景気に強く、デザイナーは好景気に強いんですよ)
究極的な目標はやはり「クラブ立ち上げ」ですよね。


なぜそこまでクラブにこだわるのか?と思われる方も多いかと思いますが、

何らかの形で社会的に抹殺された人々を受け入れる再生の場、
というのが現代社会におけるクラブカルチャーの役割。
かくいうボクもこの愛すべき文化に救われた一人であります。

生々しい夢と欲とが混沌とした空間でしか生きられない夜遊び人達が、
外の世界で活きる術を諭していくのがボク等の使命なんです。



なんて大風呂敷拡げてみても、いまは中身はカラッポのスッカラカン。

とりあえず出来る事といえば「人脈の再構築」なので、
細長く付き合う必要のあるタイプから漁っています。

画商を目指す経理屋兼DJ(←コイツも支離滅裂w)に帳簿の付け方を習い、

受講生時代に毎週仕事のグチを聞かされた女建築士に見積もりを習い、

地元のバイク仲間だったグラフィックデザイナーに名刺を作らせたりと、

今はまだまだ準備の準備ってとこ。
めぼしい奴をとっ掴まえて酒呑んでクダ巻いてるのが現状ですわ。

あと欲しいのはWEBデザイナーと不動産屋と飲食店経営者。
面白い人材がいたら紹介して下さいね。

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