2007/06/25

【ID講座】脳年齢アンチエイジング

モチベーションに中だるみを感じてきたインテリアデザイン講座。
特に4週目は金土とDJの後なのでグダグダ過ごしております。

1年のカリキュラムのうち最初の1/4は徹底的に基礎を仕込むようでして、
言わば小学校の図画工作に倣っているようであります。

図面の図、絵画の画、とくりゃお次は工作。

ってワケで建築模型の制作。

スチレンボードという発泡スチロールの両面に
紙を貼り付けたデザイン向けの板材を使ってインテリア模型を作ります。

そりゃアタクシ本職が大工ですから、
こんな工作なんぞ朝メシ前!と言いたい所だったけど、

言われた物を図面通りにホイホイ作るのではなく、
パズルのように難解なルールの中で創らなくてはなりません。

1、床と壁をL字状に作る。
2、大中小と3種類の大きさの立方体を作る。


3、観る向きによって3つのうち2つの立方体が隠れるような壁を作る。

・左から観ると赤と緑が見えて青は隠れる。
・正面から観ると赤と青が見えて緑は隠れる。
・右から観ると緑と青が見えて赤は隠れる。

4、使用するスチレンボードは床と壁を含めてA3サイズ3枚まで。
5、壁以外は作ってはいけない。つまり、全ての板を垂直にする。

パズルのように、ってゆうか、もろパズルです。

右脳オーバークロック。
久しぶりにアタマからケムリ吹きました。

更には、上の条件を満たしつつデザイン性をもたせる事。だと。


脳年齢は恐らく昭和ヒト桁世代とタメ歳であろうボクには、
ナカナカどうしてキツいんです。脳トレなんぞクソ喰らえ。


案の定若いコほどゲーム感覚で楽しんでやってるように見えますが、
コチラも「本職は大工で御座い」と言ってしまったからには、
デザイン性ウンヌンはともかく早さと正確さでは負けられません。

で、なんとか制作スピードだけは一等賞(←既に勘違い)。




弱いオツムにゃシンドい作業でしたが、
ほんの少し脳年齢とやらが若返った気がしますw。


そして今週の宿題。

「出来た模型を図面におこしなさい。」

・・・・ガッテム。

今週も遊べません(泣)。

2007/06/14

【ID課題】今度はデッサンだと。

宿題ひと段落でホっとしてます。

デッサン5件。

そもそも「デッサン」の意味がよく分からないまま
新宿の世界堂で「デッサンの本」を買ってきて、
本に言われるがままに、
色んな硬さの鉛筆と練り消しゴムとガーゼを買って、
「デッサン」と「イラスト」ってどう違うんだろう?
何で美術系の本は文章が読みにくいんだろう?
なんて考えながら描いてみました。


本にはイロイロ屁理屈が書いてあるけど、
美術オンチ(というより本気で興味無かった)なボクにはむつかしいので、
描く!コスる!消す!叩く!を
紙がボロボロになるまで繰り返たら、
なんだか絵みたいになってきたのでヨシとしました。


1、コーヒーカップ。

どうもボクは物の輪郭がイビツになってしまうのが悪癖。
人格がイビツだから仕方無いんです。
綺麗に描く為には座禅でも組んでみた方がいいんでしょうか?

2、グラス

イビツな自分に嫌気がさして、卑怯にも定規使ってみました。
「透明感の演出」がテーマなんですが、透き通って見えますかね?

3、凹型

立体感。出てる?
ずーっと描いてると感覚が麻痺してくるから、
自分じゃわからなくなってくるのよね。

4、球

最初に円を描いて、鉛筆の塗り方だけで球に見せる。との事。
描いて消して描いて消しての繰り返しで試行錯誤を重ねると、
なんだかホントにタマっぽく見えてくるから不思議。

いや、麻痺した感覚による思い込みか?

ちゃんとタマタマしてるか?

主観と客観がメチャクチャになって、
自分じゃ分からなくなってきたから(マジで)、
皆さん判断してみて下さい。


まぁでも描いてるうちに、

これは美術じゃなくて技術なんだな。

と思えてきた。

カンナで木を削ったりする事や、
曲と曲を重ねていく事と、
あんまり変わらないんだと思う。

そう考えた方が幾らか安心してしまうので、
やっぱりボクは芸術家肌ではありませんね。