2007/03/27

給料前金欠から永遠の金欠へ

給料前金欠です。

そういう言葉は20代のうちに縁を切りたかったのですが、
やっぱり無理です進歩無いもん。

このまま格差社会なるものが定着してしまうと、
30代どころか一生「給料前金欠」に悩まされなくてはなりませんね。
もしかすると給料とか言ってられるだけマシなのか。。

最近この「格差社会」関連の書籍を読み漁っていますが、
どの本もマクロ視点でしか語っていないものか、
無責任に不安を煽るだけのものしか無いので、
どーにもこーにも腑に落ちないのが正直なところ。

格差こわいですねー。ニート増えてますねー。
格差わるいですねー。悪いのは小泉サンですよー。
貧乏がヤなら夢持って頑張ってくださいねーハハン♪

学者の先生様や文化人様も
こんなmixiの書き込みにも劣る意見しか言えていないのが、
別の意味で不安になります。。

結局この手の本で人様にお勧めできるものといえば、
この格差論議ブームの火付け役「下流社会 / 三浦 展」と、
経済格差より遥かに深刻な「希望格差社会 / 山田 昌弘 」のみ。

とはいえこの2冊も、
「結局オレ達ゃナニすればいいのヨ!?」
という問いに答えてはくれません。

ボクのマイミク(=クラブ友達やDJ仲間)には、
有名企業でイイ地位を築いてウハウハな(←傍から見れば)人もいれば、
ブルーカラーとして汗水鼻水垂らしながら這いつくばっている人もいます。
女性社長もいれば議員センセーもいるしゲージツ家もキャバ嬢もいます。

みんなで酔っ払って同じ曲に感動していれば格差も助サンも無いのですが、
月曜の朝になれば否がおうにもテメェの仕事や将来に
不安を持たざるを得ない人って少なくないかと思います。
ボクは毎日ビクビクしながら働いています。

とはいえこの幅広い人脈のお陰で、
ビクビクしながらも自分の立ち位置を客観的に観察し、
多少なりとも建設的な生き方ができるようになりました。
そりゃ貯金なんて無いし結婚なんて絵空事でしかないけれど、
すくなくとも「過去よりマシな現在」があるだけ幸せモンです。


現在メディアで取り上げられている「格差問題」というと、
「アイツは自分よりイイ会社行ってる」とか、
「コイツはオレより家柄がいい」とか、
妬みの感情を煽るだけの「相対的格差」でしかないように思われます。

この程度なら安穏としてられますが、
5年先10年先にはどうなるでしょう?

ボクはやっぱりこの相対的格差が
感情論だけでは収まらない「絶対的格差」に
変わっていくような気がします。

別に格差が悪いとは思いません。
人並み以上に働いてる奴には相応の金と地位とを与えるべき。
株だ投資だってリスクしょってる奴には相応のリターンがあって当然。

ただ心配なのは「下」の階層が精神的に腐っていく事。
「上」に対して妬み、同じ「下」同士で足を引っ張り合い、
テメェ等は何の努力もしない(その必要すら感じない)ようになる事。

それこそが「支配階層」の思うツボなのに、
気がついても気づかないフリして安い享楽と嫉妬に溺れる奴隷の人生。
日本じゃともかく他の国では珍しくも何とも無いよくある話。
これから始まる負のグローバル・スタンダード。


ヤだよねそんなの。
貧乏は構わないけど奴隷は嫌。



はい。


ここまで読んでくれてチョッピリ不安になった人。


どうする?


いまどき「自分らしく好きな事やって生きる」なんて、
実はもの凄~くハードでリスキーな生き方ですよ。
もちろん言葉どおり実践出来ている人も何人かいるけれど、
それこそ突出した才能が必要であって、
真似しようったって簡単に出来るモンじゃない。

気をつけて欲しいのは、
「好きな事やれりゃいいじゃんヨー。」のつもりが、
実は「やりたくない事から逃げたいだけ」だった場合。
こういう人けっこう多いし、自分もそうだった。
「好きな事」って自分さえも騙しちゃうから始末が悪い。

気がついた時には不毛な仕事と返せない借金と
叶わぬ妄想に溺れるダメ人間の出来上がり(←オレw)。


せめて今の自分を観てくれている人達には、
そんな風になって欲しくないから、
この先どうやって生きていくか、
ちょっぴり考えてみて欲しいと思います。



流行前に「下層体験」してる人達には特にね。

(結局テメェも不安煽るだけじゃねぇか!というツッコミはご遠慮下さいw)

2007/03/24

見てはいけないもの




LaMusica @ 浅草からの帰りの電車内で、

ボクの隣に仕事帰りの綺麗なOLさん、

良く言えば滝川クリステル似の女性が立ってました。

満員電車の中で綺麗な女性を観られるだけでラッキー!

と思ってしまうのがオトコの性。幸せです。癒されます。

とはいえ、

クラブではないのでジロジロ眺める訳にもいきません。

もちろん声かけるわけにもいきません。

こちらの意識を相手に悟られないように、

嗅覚のみに神経を集中をするのが紳士のタシナミ。


ホワ~ンとイイ気分に浸ってたら、


電車が急ブレーキ!


満員電車の中は総崩れ。


オネエサンも例に漏れずボクの方へよろめく。



チョッピリ嬉しい瞬間だけど、

万が一にも股間が硬直していたらシャレにならないので、

「それでもボクはやってない」とはいい張れない状況なので、



条件反射で腰を引かせる!




・・・セーフ。

・・・ふぅ。危ない所だったぜ。。





なんてホッとしたのもつかの間、





よろけたオネエサンが体勢を立て直すその一瞬。




見てしまいました。








チラリと覗いた袖口から。







その細い手首にですね、























リストカット跡なんかじゃなくて、






そんなモノより遥かにDOPEなモノ。













それは、、














荒縄の跡。。。











え!?

えええ!?!?!?




お、オネエサン、、



そんなご趣味をお持ちでいらしたのですね。。。


うっわー。。


すっごいモン見ちゃった。。


フッツーに綺麗なOLさんがだよ!?


日経新聞のポスターの人みたいなカッコしててだよ!?


滝川クリステルみたいに賢そうな感じなのにだよ!?





真っ赤に腫れた縄の目が脳裏に焼きついてしまいました。





不肖コジマリョータ32歳。


不覚にもスゲェ興奮して眠れません。


DOPEな世の中だ。。。

2007/03/14

【ID講座】インテリアパース実習

前日記、恵比寿駅脳内溺死事件の当日には、
インテリアデザイン予備講義3日目がありました。

この日はいよいよデザイン講義らしくなり、
インテリアパースの描き方講習でした。

パースって言うのは遠近感を強調した作画方法。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%BF%91%E6%B3%95

建築製図では伝わりにくい空間構成でも、
パースを描けば誰が観ても分かり易いって事で、
クライアントへのプレゼンテーションを
重視するデザイナーには必須の作業。

小学校の図画工作の授業で、
工作はそこそこイケるけど図画の方は苦手という
非常にバランスの悪い成績だったボクには最初の難関です。


まぁ、この日は体験学習みたいなモンですから、

チャリンコの補助輪の如く専用の方眼紙を使って、

「真四角のお部屋に窓と棚とソファを描いてみましょう。」

という内容。


窓が長方形ではなく台形になってしまったり、
家具職人的に「こんなん絶対作れない」棚を描いてしまったりで、
アタマのビジョンを思うように描けなくてイライラ。
この苦労が文章で伝えられない事がホントもどかしいス。

その上「遠近感を出すコツ」として
線の太さ、筆圧から鉛筆の送り速度まで事細かに指定。





コイツは難題。
32年の生涯で初めて真剣に絵描きを覚えなくてはなりません。

本屋に駆け込んでパース入門書を探したところ、
入門書と言いつつ何が何だかチンプイカンプイだったので、

とりあえず「誰にでも描けるイラスト講座」から始めてみます。

モテデザイナーへの道は相当厳しそうです。。