2006/12/14

飲食店舗総合プロデュース業

「自分の店を持ちたい」というのは誰もが一度は持つ夢だと思います。

神田に来てくれる方ならよくご存知の話ですが、
ここの親分、大工上がりでテメェの店はテメェで作ってしまいます。
もちろんラキゴもスタッフ手作り。ちなみにDJブース周りはボクです。

単に大工仕事が好きなのか、
自分の店の運営をほったらかして、
色んな所で店舗立ち上げの内装工事をやってます。
なんてったって現役の飲食店経営者ですから、
下手な工務店よか使い勝手の良い店を作ります。
そのうえ芸術家肌なもんですから、
とんでもないセンスの店が出来上がってしまいます。

店舗立ち上げから運営まで、
ハードとソフト両面からプロデュース出来るのって、
ありそうでナカナカないもの。
いずれはこんな事を手広くやろうという思惑が、
このオッサンを長年見てきて読めます。

ボクが水商売を退いた後も、
DJやオーガナイザーをやってみたり、
造作大工や家具職人として働き出したり、
インテリアデザインの勉強を始めたりするのも、
実はそういう思惑だったりします。
まだまだカタチにはならなくとも、
アタマん中では全て繋がっています。

平たく言えば店持ちたいヤツに持たせてやるビジネス。
一度この毒気に触れてみてはイカガでしょう?

明日は激安ネイリスト・ユーコ&メイと一緒にクダ巻いてます。

【Laki a GOGO! @ 神田】
http://mixi.jp/view_community.pl?id=580818
ピンクと黄色のケバい看板が目印です。

DJ:ryota kojima / BSR / sasaryu / kenta / eriko
(DJブッキングよく分からないけどイッパイ)
NAIL ART:yuko & may

PLAY TIME:20-05

2006/12/13

インテリアデザイナー

「デザイナー」「クリエイター」という肩書きに対して、
憧れと劣等感、偏見と盲従といった葛藤した感情を持っています。


何やかんやと御託を並べるだけで、
材料費の100倍以上の値段がついてしまうデザイン家具。

壁紙張らずにコンクリ剥き出しの部屋を、
「デザイナーズマンション」というらしい。

職人以上に「もの作り」に対するプライドが高い割には、
実用性とか生産性とかあんまり考えてなかったりするし。

プライベートでなら、
クラブなどで知り合うデザイナーさんというと、
立ち振る舞いからして強烈な個性を放出している人が多い。
当然ながら強く惹かれますね。


ボクにとって「デザイン」とは、
身近にありながら実態を把握できない不思議な言葉です。
魔法か錬金術のように思えてなりません。

ボクのイメージでのこの錬金術師たちは、

革パンとジャケットと変な形のシャツを着ていて、
イタ車かフランス車とかで表参道(のみ)を流して、
「コラボレート♪」とか「リノベーション♪」とかいう呪文を唱えては、
マネキンみたいなオンナ連れ歩いてるように思えます。
昼も夜も働いてるんだか遊んでるんだか分からない生活で、
とはいえそのマイペースっぷりが羨ましくもあります。



そんな不思議の国へと首を突っ込みたいが為に、

春から週イチでガッコウ行く事にしました。

学費は50万円フルローンで。

15年ぶりの「ガッコウ」です。

そもそもボクの最終学歴は偏差値40都内有数のバカ工業高校。
学校というよりは社会不適応者の為の養護施設(笑)。

そんな奴が自腹切ってお勉強しようだなんて、
暴挙なのか蛮勇なのか、はたまた只の下心なのか。

動機はともかくスキルとしちゃ絶妙に直結した、

空間デザイン専攻コース。

「空間デザイン」

ん~。

響きがカッコいい。

下世話なボクに言わせれば、
「フタ空けりゃただの図面屋じゃねぇか。」
と突っ込んでやりたいけれど、
ソコんトコをグっと堪えるのが魔法の基本なんでしょうね。

「空間デザイナー」

ん~。

モテそう。


そういうわけで、
いつかこんな如何わしい魔法使いになって、
真っ赤なイタ車(アルファロメオ・スパイダーとか)と、
マネキン女(ウンコしなさそう)はべらせて、

「ハハン?まだお前らチンコマンコとか叫んでるのか?」

とか吐き捨ててやります。