ひょんな事からオンナ友達に誘われてこんな所に行ってきました。
[coats! MaxMara, 55 Years of Italian Fashion]
http://roppongihills.com/jp/events/macg_MaxMara.html
「max maraって何屋ですか?」
なんて言うボクを誘う方もどーかと思いますが、
誘ってきたのもこんなブランドとは縁の薄い連中なので
おもしろ半分で乗ってみました。
チョイと検索したらどうやら服屋らしい。
そういえば骨董通りの入り口にデカデカと店構えてるよねー。
どうでもいい事なんだけど、
「マックス・マーラ」ってどういう意味合いなんでしょうかね?
やっぱりああいう意味なんでしょうか?
卑猥極まりないネーミングですよね。
けどここまで威風堂々と来られちゃかえって清々しいかも。
チョッピリ親近感わきました。
そんなブランドの展示会に、
何故ボクが興味を持つのかが非常に不可思議なんでしょうが、
キモはココなんです。
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展示デザインは、ベルリン美術館・文化フォーラムと同じく、
ミラノを拠点として活躍する建築スタジオ
「ミリオーレ+セルベット アソシエーツ」の建築家イーコ・ミリオーレ
によるものです。
森アーツセンターギャラリーの750平方メートルに及ぶ展示スペースは、
イーコ・ミリオーレ独特の造形と照明、
デジタル画像を複合的に扱う前衛的な手法を駆使し、
インタラクティブな展示方法を導入することで
力強く刺激的な空間を創り出し、
訪れる人々をマックスマーラの魅惑的な世界へと誘います。
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正直なところ、デカマラなんぞ興味は無いのですよ。
連れの2人もマラは間に合ってるようなので、
お目当てはチンコよりもイーコ。
まぁイーコなんちゃらって人も全然知らないんですがね、
高級ブランドのエキシビジョンがどんななってるのかって方が
ソソるワケなんですヨ。1000えんだし。
ほいで主役であるはずのコートには目もくれず、
照明の使い方だとか什器のカタチだとか舐めるように見て回りました。
やっぱり巧いんですよね。
コートの歴史がひと目でわかるショーケースからはじまって、
ウンチクを楽しませるクラシカルで粋な仕掛けから、
プロジェクターやら液晶モニタを贅沢に使ったPVでは
製造工程の映像を流してみたり、
コートと共にファッションデザイナーのラフスケッチを飾ってみたり、
ショップでは決して見せない裏側を楽しませてくれる計らい。
魔法ですよコレは。
自己主張を抑えつつも展示物の魅力を最大限に引き出して、
観る人をブランドのストーリーにハマらせる魔法。
オレまでコート欲しくなっちゃったもん(誤)。
いいなぁ。
早くそんな緻密な魔法を覚えたいもんです。
酔わせてみたいものですよ。
そしてオレのマーラもマッ(以下略