2007/05/30

【ID講座】はじめてのおえかき

今度の宿題は苦痛です。

「何でもいいから絵描いて来い。5枚。」

トホホ。

ホント自分の意思で絵なんて描いた事無いんです。

「イラストの描き方」みたいな本を購入してですね、

教材として買った6000円もしやがる色鉛筆を駆使してですね、

32年の人生で初めてチョー真剣に描いてます。


テキストの最初はフリーハンドで直線を平行に描いていく練習。



いやいやいや、見るとヤるのじゃ大違いだよアンタ!

直線引くのって難しい!


で、次はチト応用。

平行線を網目状に描いていって「ペン立て」。



・・・ずいぶんベコベコなペン立てだこと。



そして宿題本番。
慣れないうちは「四角いもの」で「よく手にするもの」が
素材としてベターなようで、「かんな」を描いてみました。


はい!カンナ!



(コレに至るまで3時間かけて5個描いてますが何か?)


職場のジジィに見せたら、
「こんなカンナじゃ切れねぇだろバカヤロー!」と怒られました。
仕事じゃねぇってのにブツブツ。。。


こりゃ一日ひとつ描いてイッパイッパイです。
慣れないもんだから本気で疲れますヨ。


そして本日は、

更に難易度アーップ!

「丸いもの」を題材にしてみました。


まがりなりにもデザイナーを志す者として、

いや相当「まがりなり」過ぎますがね、

それでも「美しいカタチ」には敏感なんですこう見えて。

そういう私的「美しいモノ」リストの中からピックアップ。

それは日本が誇るプロダクトデザインの名作。

女性的でナマメかしく淫猥さを感じさせる曲線美。

形を見ただけであのかぐわしい香りを喚起させる定番中の定番。




それは、、、








キッ!


コー!


マ~ン!



でん。




(10個中最高傑作ですが何か?)

・・・いやいやホントにこのデザインは美しいと思ってますヨ。
コーラの瓶なんてメじゃないくらい女性的なフォルム。

実際に現物買ってきて描いてますからね。
もう少しスキルが上がったらこのシルエットでヌケます。


それにしても、苦労します。
自分で描いてみて始めて、絵を描く苦労がわかります。

み ん な す ご い ん だ ね ー 。


ノルマあと3個。しかしネタが見つかりません。
金土はマラ好き営業とDJだから、水曜木曜しか描く時間が取れない。


絵の分かる人、どなたかボクに、
「次のステップ」にどんな題材選べばイイか教えてくらさい。

2007/05/29

【ID講座】「図画工作」の「画」は苦手。

「積み木で自己紹介」だの「店の写真撮って来い」だの、
芸術家気質(天然?)のセンセーに振り回されがちなインテリアデザイン講義。


だんだん講義の流れも読めてきて、
「プレゼン」「リサーチ」「建築製図」「スケッチ」「建築史」「模型工作」
と、そんな流れを半年でこなすようです。

先々週から2週間続けて基本的な建築製図を書いてます。
仕事柄普段から図面読んでいるボクにはわりと楽に書けるものなので、
トットと終わらせて隣の女の子をからかったりしてます。

製図講義の次はスケッチ講義が始まる為に
予習がてら好きなモン描いてろ、
との事で本当に手当たり次第に描いているんですが、
絵は全くダメなんですボク。

「図画工作」の「図」と「工作」は比較的得意なんだけど、
「画」がホントに弱い。絵心なんてありません。

つーか、今まで「絵画」というものに興味を持った試しがありません。
身近な絵描きさんの作品ならば人柄と掛け合わせてイメージをする事は
出来ますが(火炎瓶とか真雷とか絵琴堂とかならね)、
有名な画家の作品なんか観て感想言えって言われても困ります。



男女比半々のクラスを見渡して面白い事に気がついたのが、


ボクを含めて男は「製図は得意だけどスケッチ苦手」
逆に女の子は「スケッチは得意だけど製図は苦手」

と、見事に得手不得手が分かれてしまいます。
どうやらコレは右脳と左脳の優位の違いによるものなのか、
こういう風にハッキリ分かれると面白いもんです。



放課後はガクセー気分を満喫する為に、
「ファミレスとか探してダベろうぜー!」と声をかけて数人で溜まり場探し。
日曜日はゴーストタウンと化している芝浦エリアを散歩しながら
仲間内でグダグダと無駄話で盛り上がってみたり、
高卒のボクはこういう「学生気分」に漠然とした憧れがあったので、
何気に嬉しいもんです。



そして次のパーティ企画、このガッコのコ達を巻き込むべく奔走しています。

受付のお姉さんや別コースの講師相手に、

「オレDJなのよー。今度パーティ打つんだけどさー、」
「ねーねー、パーティ打つから写真撮れるコ紹介してよ。」
「学校の掲示板に募集と告知させてくれよ。」

なんて暴挙に出てみました。シラフで頑張った!
いや、まぁ、タメ口じゃないけれど。


最初はドン引きされたけれど、ちゃんと企画書持ってって
「せっかくだから文化祭みたいなノリにしたい」
と言ってみたらナカナカ好感触。

募集だけは学校ぐるみで手伝ってくれるよう。

さすがクリエイター養成校を謳っているだけあって、
この辺の機転の良さはピカイチです。

もっとも、生徒の方はバリバリに忙しいから、
実際に集まるかどうかは微妙なトコだけど。。

2007/05/21

【ID講座】結局ドコへ行っても、、

インテリアデザイン講義も3週目。
図面書いたりイカすインテリアのレビューしたり、
ようやくデザインらしいお勉強が始まったトコです。
(CADの授業では未だにCADソフト開いてないんだけどw)

3週目にもなれば1時限120分のロングセットにも多少は慣れてくるもんで、
スキを観て居眠りコイたり「トイレ!」といってタバコ吸いに行ったり、
「ネットでリサーチの時間」に隣の部屋の講義の話に聞き耳立てたりと、
手の抜き方もキチンと覚えてきました。

そして授業の幕間では、

女子A「ル・コルビジュエ?何それ?フランスのお菓子?」
オレ「なんか大御所みたいよ。この人。メジャーどころは興味無いけど。」
女子B「つーか舌噛むんだけど。」
事務のお姉さん「そ、卒業までに舌噛まないで言えるように。。。」

女の子達はそんなノリなので安心です。

ボクはと言うと既に「喫煙所の主」と化していて、
学校全体の2割に満たない筈(けどクラスの半分)の
ムサイ野郎を一手に集めエロい説教垂れてる始末。。。


おかしいな。


こんな筈じゃなかったのに。




「キャー!リョタさんってDJやってるんですかぁ?(ハァト)」
「イヤ~ン♪あたしリョタさんとクラブ行きた~い!」


こういう予定を踏まえていたバラ色のガッコー生活は何処へ?



と冷静に周りを見回してみると、
どうもクラスメイト同士が打ち解けてない。

他のクラスはオニャノコばっかで
ピーピーキャーキャー五月蝿いくらいなのに、
コッチは会話も未だに敬語だし。


しっかし、高い学費と貴重な時間を投資しているからにはですね、

「 絶 対 に 元 は 奪 っ て や る ! 」

という志という名の貧乏性を奮い立たせ、

バラ色のスクールライフへの第一歩。

とりあえず飲み会を立ち上げる事にしました。

「飲み会のお知らせ」ビラを配り歩いて、
最寄り駅の居酒屋をリサーチして、
参加者のスケジュール調整して、

けっこうマジメに幹事サンやってます。


ついでにmaraschinoフライヤー(A4コピー用紙w)と
このパーティの企画書(クリエイターの学校ですから)を巻いて、
ほんの少しだけ「クラブ未体験だけど行ってみたい。」
と言ってくれるコ達も出てきました。

クラブ初体験がこんなのでいいんだろうか?
とオーガナイザーであるボク自身かなり心配ですが。
(当然パーティネームの由来は伏せてますw)



ふと思い立ったけど、結局どんなフィールドでも
同じような事をしているのに気がついてしまいましたね。

キッカケだけ作ってオイシイ所は持ってかれる人脈器用貧乏。

まぁいいさ。
感謝されるだけ幸せなんだろうしね。
それ以上を求めるのは贅沢か。

2007/05/05

【ID講座】アドバイスお願いします!

「宿題」に追われる日々なんて中学生以来のリョタです。
GWには学校がお休みなんで厄介な宿題を命ぜられました。

「日常生活のなかからデザイン性に優れると思われるインテリアのレポート」


要は、「なんかココいい雰囲気ねー。」と思える場所の
写真とレポートを用意して次回の授業で発表するんです。



しかも問題なのは、10件という膨大かつエゲつないノルマ。
GWだってのに夜遊びもせずに朝から色々回ってきました。

何はともあれ渋谷で降りれば何かあるだろうって事で、
デザイン的に店の個性が出やすい服屋や雑貨屋巡り。

ガラでもないのに表参道ヒルズとか、
原宿キャットストリートのお洒落な服屋さんとか、
代官山とか周ってきました。




・・・おひとりさまで(淋)。



ボクのような粗忽モンでは良い店を嗅ぎ分ける鼻が効かないし、
ド洒落なお店じゃないとインテリアに凝った所を見つけられないし、
買い物でもないのに店内ウロウロしていると勝手に心細くなるし、
警備員とかに呼び止められそうで怖いんです。



こんな時、本気でカノジョ欲しいって思いますわw。




仕方ない。。
物販店舗は諦めよう。



物販がダメなら飲食で攻める事に決めて、
もう一度本屋で物件探しを始めようと思ったけれど、



あ!



いい事思いついた。



「インテリアの凝ってる飲食店舗」だなんて、



この10年毎週のように通ってるじゃん。



た ま に 作 っ た り も す る し 。



そういうワケで、
「インテリアに凝ったクラブ/バー/カフェ」をピックアップ。
できるだけ自分がよく知ってる店の方が良いし、
店員サンと顔見知りなら尚やりやすい。

まずは自分が回しているから当然知り尽くしているお店。

・バーザス
・ラキ
・ジグジグ
・クラッシーズ
・エンジョイハウス

ついでによく遊びに行く店。

・はすとばら
・BALL

こんなモンか。
LOOPやSTELLAはコメントし辛いからパス。






しっかし、
そこそこインテリアに凝ってて、画像が入手し易くて
コメントするのに丁度良いハコってナカナカ無いもんです。

どっか「こんなんイイんじゃない?」
って場所があったら教えて下さい。

2007/04/24

【ID講座】春が来たか!?

体験講座の時は男女比率が2:8だったのに対し、
いざクラスが決まると7:3くらいに逆転してしまった悲劇。

日曜の授業でクラスメイトと話していてこのカラクリがわかりました。
あそこに居たオニャノコ達は、お隣サンの、
「インテリアコーディネーター」「インテリアスタイリスト」
「家具デザイナー」「雑貨デザイナー」のコースだった訳です。

インテリア業界でもデザイナーよりこれ等の方が人気があるんです。

そしてこの学校にはインテリア関連だけでなく、
クリエイターと名の付くコースは殆ど網羅しているのが特色。
ファッション系、ヘアメイク系、グラフィック系はもちろん、
フォトグラファーやらエディターやらウェディングプランナーなんてのも。
まるで「女の子が憧れる職業」を全てカバーしているくらい。


というわけで休憩時間を使って、
アタマの悪そうなクラスメイトと共にリサーチに出かけました。
案の定というか何と言うか、
「ウェディングプランナー」クラスには綺麗どころが多い。
「フォトグラファー」クラスには良い意味で個性的なコが多い。


居ます。居ますよ~。


誇張抜きでモデル級の綺麗なコとか。
ウンコしなさそうなコとか。
目の中に入れても痛くなさそうなコとか(←ジジィの発言だなw)



もう、眺めてるだけでお腹いっぱい。。


ついでに言うと事務のオネーサン達も間違いなく顔で採用してる。
ボク等のクラスを担当してくれるお姉さんは、
黒ブチ眼鏡が知的で尚且つ可愛らしい。。 



・・・天国です。


生きてて良かった。


神様ありがとう。


ボクは感動しています。


32年間ドコへ行っても男所帯ばかりの人生に、

よ う や く 春 が 来 ま し た 。



(泣)




しかも、

違うクラス同士で交流をし易いように(学校側がそう謳ってます)、
このガッコ専用のSNSがある。


使い方から機能から思いっきりmixiのパクり。
渡されたマニュアルを読む必要は全くなし。




エェェ~クセレント!



こ れ で オ レ 様 の 天 下 だ 。




え?


またロクでもない下ネタで女子の失笑を買って終わりだって?
モテない奴はナニやっても無駄だって?


馬ぁ鹿言っちゃいけねぇヨ。

まがりなりにも「クリエイター」志望のコ達ばっかなんだから、
相応の企画立てりゃガッツリと喰い付くはず。
新歓コンパだなんてイカ臭ぇ事しねぇぜ。
とりあえずどっかハコ押さえてパーリーだ!



ま、
下心抜きにさ、
パーティオーガナイザーとしては、
学校ほど面白い人材に溢れた場所もないわのよね。
少々青臭い所にゃ目をつぶるとしても、
表現欲が服着て歩いてるようなもんだしね。


BROWN SUGAR、VOLCANOと、
マトモなパーティ打たなくなって1年くらいたっても、
なかなか良いヴィジョンが生まれなくてかなーり鬱屈としてたんだけど、
今度はこういう所から面白い奴集めてオーガナイズしてみたいと思いました。

なんせドコのクラスでも最重視されてるのが「企画力」だかんね。
徹底的に鍛えられているので面白い事が出来そうです。


やはり問題は、

いかに下心を抜けるかって事か。。。。。。

2007/04/23

【ID講座】デザインの基本中の基本中の基本

いままで前フリが随分長かったのですが、
今日からちゃんとした授業が始まりました。

在籍する「空間デザイン」クラスの中から、
「デザインコース」と「CADコース」と二つのコースを選択していまして、
前者はひたすらアナログライクにイラストや図面を手書きで描いたり、
後者はCADソフト「ベクターワークス」の使い方のみではなく、
フォトショップ、イラストレーターを駆使した
デジタル・プレゼンテーションの方法を学びます。

この他にも「照明プランニング」「カラーコーディネート」など
興味深いコースもあるんですが、予算の都合でコチラは辞退。

授業の最初にあたって講師のセンセーが非常にいい事を言っていました。
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よく「自分はセンスが無い」と言う人がいるけれど、
「センス」というのは誰もが等しく持っているもの。
一般的に「センスがいい」と言われる人は、
元々持っている感性や経験を
他者に伝える能力に長けているか否か、という違いのみ。
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つまり学ぶ意思さえあれば歳や才能に関係無く
誰でもクリエイティブな活動ができる、という事ですね。
27.8歳でバックボーンを何も持たずにDJを始めたボクには
非常に共感できる話です。

だからココでの勉強は、
「デザイン=クリエイト」というよりも、
「デザイン=プレゼンテーション」と捉えろとの事。

大いに納得。これこそがデザイナーの基本なんですね。


そしてプレゼンにおける基本中の基本は自己紹介。
先週オリエンテーションでやったにも関わらず、
講師が変わる度に自己紹介させられます。

前回は「リョータでーす!大工でーす!DJでーす!」で済んだのに、

今度は「何故大工なのか?何故DJなのか?」
そして「どうしてデザイナーの勉強をするのか?」
更には「その3つを関連性のあるライフスタイルとして簡潔に説明しなさい。」


・・・と、そこまで言わされます。
こういうmixi日記のような文章なら得意ですが、
元来口ベタなボクにはスピーチなんて大変です。

これはものすごくアタマ使いますよー。
みんなだってこういう立場に立たされたらスッゲー緊張する筈ですよ。


ニブい脳味噌を無理にクロックアップして
しどろもどろになりながら搾り出した言葉が、


「器と中身をトータルで空間演出するスキルを身につけたい」

とでました。
自分の番が終わった途端に耳から口からケツの穴から
煙がモウモウと噴き出してるのが実感wできましたよ。



自己紹介が一通り済んだ後は更なる試練が待ち受けていました。

一人一人にチューインガム状の直方体の積み木が5枚ずつ配られます。

はてはてコレでナニすんのぉ?と思いきや、


「この積み木を使ってアナタの好きな言葉を表現しなさい。」


は、はい!?


「制限時間は5分!」


ほへ!?


クラスじゅうが緊張と混乱の渦に。
みんなして積み木をイジってブツブツブツブツつぶやいてます。
5分という制限時間の為に皆して煙吹いてます。
傍から見たら物凄くアブない光景に見えるんでしょうねぇ。
怪しげな宗教でもそんな光景見られないはずですヨ。

ボクの前の奴は
螺旋階段上に積み重ねて「こここ、向上心」といいました。
横一直線に並べて「一本気!」という女の子もいました。

これは何つーか、心理テストも兼ねているのかもしれません。
生徒を緊張状態に追い詰めて潜在意識を引き出すテストです。
「好きな言葉」というのはさほど重要ではなく、
積み木の形がその人の偽らざる人間性を表しているようにも思えました。

こわー!

そこまでセンセーの意図が読めてしまったボクの回答は、

積み木をアルファベットの「H」の形に並べて、

「架け橋」と答えました。

「クライアントとオーディエンスを繋ぐデザインという架け橋。
ざっくばらんに人と物、人と人とを繋ぐ架け橋。」


どーだ!


もちろんこういう答えに優劣をつけるものではありませんが、
他の人達に伝わっている感触があったのでとりあえず満足。

「限られた条件の中と厳しい制約の中で物事を伝える」

デザインってそういう事なんだな。

2007/04/22

UNUSUAL SUSPECTS

80年代シカゴを舞台にしたハウス黎明期のドキュメンタリー映画、
「THE UNUSUAL SUSPECTS」公開初日に早速観て来ました。



平たく言ってしまえば、
ハウス黎明期を表から裏から支えた人たちのインタビュー集。
内容がマニアック過ぎるから、
誰彼構わず薦められる映画ではないですね。

ハウス関連の書籍を一通り読破しているボクでも、
知っている人、知っている曲はほんの一部。
(それだけ広く深い世界とも言えるけれど)

映像作品として観るとチープかつ荒削りで、
ストーリー性が皆無な為か中盤以降は思いっきりダレる。

よほどのツワモノorヲタクでなければ
楽しんで鑑賞する事は出来ないと思います。

とはいえ、

映画として受け取ろうとするとかなり退屈であっても、
インタビューと音源の羅列にメッセージを絡める、
というシンプルな映像の作り方は、
ある意味ハウスのマナー(サンプリング、アンチ・メジャー、D.I.Y)
に則ったものと解釈出来るし、
挿入される曲は歴史的にも重要なクラシックスばかりだし、
何よりオリジネイターからのメッセージは真摯で貴重なものです。
(映画が終わったら監督のチップEが出てきてトークショーになったしね)


3年前に公開された[MAESTRO]でのインタビューでは、
(コチラはNYのパラダイス・ガラージの話)

「パラダイス・ガラージは天国だった。」
「ラリー・レバンは凄いDJだった。」
「あれ以上のクラブは二度と出来ない。」

などなど過去の話に縛られているだけだったのに対し、

コチラの方に出てくる人達は過去から現在、未来へのビジョンを
明確に持っている事に非常に好感が持てました。

ナックルズやロン・ハーディが死んでもハウスは生き残る、という事。
シカゴやNYで廃れたとしてもロンドンやイビザ、東京がある、という事。

イビツでガサツで荒削りで、
それでいて扇情的かつ官能的なこの音楽は、
何があっても生き残る意思を持っている、
雑草のような文化だという事。


最後にチップEが出口に立って観客を見送ってくれる。
一人一人と握手をして「アリガトー!」と微笑んでくれる。
いち文化を築き上げるという偉業を成し遂げたオリジネイターと、
彼から見れば僻地の遊び人でしかないボクらとの間に、
垣根なんて全くないんだ、と教えて貰ったような気がしました。